(とりあえずのメモ:そのうち更新するかも、しないかも)
目次
課題
- とあるメルカリで安くノートPCを手に入れたので AlmaLinux 9 をインストールしてみた
- ISO からUSBメモリブートを作ってインストーラーに沿ってインストール
- この時はインストーラー内の Wi-Fi 設定でネットワーク接続はできる
- サーバー的な使い方を想定しているので、とりあえず最小インストールしたがる
- インストール完了、Wi-Fi がつながらない
調査
- とりあえず
nmcli
- Wi-Fi デバイスが認識はされているものの、プラグインが無効との旨表示される
- どうやら
NetworkManager-wifi
パッケージが不足しているらしい
解決策
- NetworkManager-wifi の RPM パッケージをインストールして解決
- 依存関係として、 wireless-regdb 、 wpa_supplicant 、 iw が必要となる。
lsblk
でUSBメモリのデバイス名を確認しておく。- 仮に /dev/sda1 だったとする。
dnf repolist
で、有効化されているリポジトリを確認しておく。- RPM ファイルから dnf でインストールしようとする際に、通信環境がないにもかかわらずリポジトリを探しに行ってしまうため、一時的に無効にして実行する必要があるため。
- 仮に baseos, appstream, extras の3つが有効となっている状態とする。
仮にマウントポイントとして /mnt/tmp を使うとして、
# マウントポイントを準備して、USBメモリをマウント mkdir /mnt/tmp mount /dev/sda1 /mnt/tmp # RPM ファイルの置き場所に移動 cd /mnt/tmp/BaseOS/Packages/ # 全リポジトリを一時的に無効として、ローカルファイルから4パッケージをインストール dnf --disablerepo appstream,baseos,extras install ./iw-* ./wireless-regdb-* ./wpa_supplicant-* ./NetworkManager-wifi-* # NetworkManager を再起動 systemctl restart NetworkManager
インストーラーでインストールした際のSSID情報が保存されているため、そのSSIDに接続を試みるはず。
インストール用USBメモリの作り方について(使う ISO ファイル)
- こういったケースがあるので、最小限の必要となる可能性のある RPM パッケージを持っておく意味で、 -boot や -minimal ではなく、 -dvd で作っておくと困らなそう
- まあネットワークない状態で RPM パッケージを持ってくる手段があるなら何でもいいんですが、手早く終わらせるつもりなら。
検索してみると
- 最近はじまったことではなく、CentOS 8 あたりからずっとそうなのかも(有線LAN環境でしかインストールしてなかったのでわからない)
- インストーラーの途中でパッケージを指定してインストールできればいいのだが、どこからできるのかよくわからない
- GUI もインストールすると接続できているので、何かの依存関係で巻き込むことはできるのだと思いますが、なるべく不要なものを入れたくない前提で何か方法はないのか
- グループインストール的な方法のみの画面に見える
- できる画面はあるのか?
- GUI もインストールすると接続できているので、何かの依存関係で巻き込むことはできるのだと思いますが、なるべく不要なものを入れたくない前提で何か方法はないのか