CentOS6というより、実際はRHEL6ですが。
RHEL6から起動時の管理ソフトが SysVinit から upstart へ変更されたとのこと。
upstartについては http://www.usupi.org/sysad/188.html あたりが参考になりそう。
daemontools はSysVinit ( /etc/inittab )で起動することを前提に、自動的に /etc/inittab に下記を書き込んでいます。
SV:123456:respawn:/command/svscanboot
upstart に移行したことによりこれが無効となったため、このままでは自動起動しなくなりました。
以下の手順で対策できます。
- /etc/inittab の上記の記述をコメントアウト(行頭に # )
- /etc/init/svscan.conf として下記の起動設定を記述
start on runlevel [12345] respawn exec /command/svscanboot
上記設定後、再起動しなくても下記のコマンドを実行することで svscan(daemontools) が起動します。
initctl reload-configuration initctl start svscan
が、動作確認を兼ねて、再起動してみたほうがいいでしょう。
下記のスクリプトを使用した後、上記の設定をすればOKです。
[サイト内の別記事] daemontools + ucspi-tcp + djbdns(dnscache) + netqmail =
※ http://www.kluner.net/2011/04/04/daemontools-on-redhat-enterprise-6-0/ を参考にしました。
[追記 date="2011.11.16."]
SELinux が有効な場合上記では足らない、とのことでした。
http://d.hatena.ne.jp/wait-st/20111030/1319955149
解決法は要調査。
[/追記]
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CentOS 7 の場合はこちら → http://kenjiszk.hatenablog.com/entry/2015/05/05/235051