OpenVZのVPSでCentOS6.5にアップデートして再起動すると応答がなくなる(場合がある)。 http://wp.kaz.bz/tech/2013/12/04/1798.html の件の続きです。
DTI ServersMan@VPS での事象についてです。
根本対策となるメンテナンスが順次行われていますが、メンテナンス以前にサポートでリリースされているワークアラウンドを実行している場合、メンテナンス完了後にネットワークが過負荷になる症状がありました。
目次
メンテナンスとして根本対応が行われています。
http://info.dream.jp/maintenance/20131127_9396.html でリリースされている通り、現在メンテナンスが行われています。
これによってハードウェアノード(HN:VPSのホスト側OS)のバージョンアップを行っている模様です。
今回の事象は古いOpenVZカーネルの上で動いているCentOS 6.5が対象だったように見えるので、上記対応によって解消することは確かです。
メンテナンス以前にワークアラウンド(一時対応)を実行していた場合
自分が持っている http://www-wp.dream.jp/search.php/?p=20930 でリリースされているワークアラウンドを実行している環境で、上記メンテナンス後、ネットワークが過負荷になる症状がありました。
ワークアラウンドによって強制的に iproute パッケージを古いままにしていることが原因となっていたようで、
- /etc/yum.conf からワークアラウンドで追記した exclude=iproute* をコメントアウト
- yum update の実行
によって iproute をアップデートすることにより、現象が改善しました。
特定環境の事例かもしれませんが、ご参考までに。