Ver.2.0以降のつもりです。
まず、管理画面に入り、左のツリーで「データセンター」を選択します。
すると右画面のタブに「認証」が含まれた画面になります。
「認証」タブをクリックし、「追加」から「Active Directory Server」を選択。
するとこんな画面が。
- レルム
- ProxmoxVE上で認証するときに認証方式として表示されるもの。わかればなんでもいいはず。
- Domain
- Active Directoryのドメイン名
- コメント
- お好きなように
- サーバー
- 有効なActive Directoryドメインコントローラ
- Fallback Server
- (たぶん)2台めのドメインコントローラ
- Port
- ポート番号
- デフォルト
- チェックを入れるとデフォルトの認証方法がこの設定になる
- SSL
- SSL通信を利用する
たぶん一般的には下記のように設定。
- レルム
- pvead など
- Domain
- example.local
- コメント
- お好きなように
- サーバー
- xxx.xxx.xxx.xxx
- Fallback Server
- 空白
- Port
- デフォルト など
- デフォルト
- お好みで
- SSL
- チェック
必須は レルム、Domain、サーバー、SSLへチェック、くらいかと。
これでProxmoxVEでAD認証が使えるようになります。
後は「ユーザー」タブでログインを許可するユーザを作成。
その際、「Realm」は上記で設定したレルム、「ユーザー名」はAD上で使っているユーザー名にして設定。
さらに、アクセス権限、で該当ユーザー(もしくは別途グループを作って)に対して、権限を付与。
「パス」はどうやら、左のツリーで「データセンター」 をルートにした /・・・・/・・・ という表記の模様。
参考) http://pve.proxmox.com/wiki/User_Management#Objects_and_Paths
最小限にすれば特定の VE/CT のみの操作権にできそうなので、例えば仮想デスクトップ環境を構築する際にはこういうやり方もありかも。
[Blog:技術系メモ http://t.co/MyPiQRXf ] ProxmoxVEの管理画面でAD認証を利用する。