MailmanのMLの過去ログ(保存書庫)の削除についてです。
仮にML名を listname とした場合。
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過去ログページとして見えているディレクトリは以下
(mailmanディレクトリ)/archives/(public または private) /listname
このディレクトリ内に静的なHTMLとして保存されている。
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本来のMLのメールログは以下
(mailmanディレクトリ)/archives/(public または private) /listname.mbox/listname.mbox
mbox形式のファイルとしてそのまま置かれている。
- listname ディレクトリを削除すれば一時的に過去ログは表示されなくなるが、そのMLに新規投稿があるなど、過去ログが更新されるタイミングで再度、listname.mbox から生成される。
- ML:listname の管理ページから保存書庫を作成しないように設定を変えても、ユーザがダイジェスト配信を選択できる状態になっていると、添付ファイルディレクトリ(listname/attachments)以下に過去全ての添付ファイルが新規投稿があるたびに再生成される。
過去ログを部分的に削除するには下記の作業が必要になる。
- archives/(public または private) /listname.mbox/listname 以下の削除
- archives/(public または private) /listname.mbox/listname.mbox から該当メールの削除
この後、新規投稿があった際に(もしくはmaimanコマンド実行の際に)過去ログの再生成が行われる。(この際、削除したメールに該当するものは生成されない)
更に、これ以上過去ログを作成しないためには下記の作業を上記作業の前に行う必要がある。
- ML管理ページ上で過去ログ作成の停止
更に更に、過去ログディレクトリ自体を削除してしまい、もう生成したくない場合、下記の作業も、事前に必要となる。
- ML管理ページ上でダイジェスト配信(まとめ読み)の停止
結論として、過去ログを削除し、今後生成しない場合、下記の作業手順となる。
- ML管理ページ上で過去ログ作成の停止
- ML管理ページ上でダイジェスト配信(まとめ読み)の停止
- archives/(public または private) /listname.mbox/listname 以下の削除
- archives/(public または private) /listname.mbox/listname.mbox から該当メールの削除
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